をたOLの読書
本・漫画の「をた」のOLが、こっそり描く自分の世界。
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2006/03/22(水) 21:51 驚嘆
■音楽雑誌:『音楽と人』■
■音楽と人とぼくについての2、3の事柄■

本屋に行ったら、コレが売られていた。

音楽と人


『音楽と人』。
それはもう一冊しかなかった。

実はこの雑誌には、少々思い出がある。

昔、毎月のように購読していた時期があった。
金がない月は立ち読みで済ませた。
少しだけ大人びた気持ちになれる記事とレイアウトにどっぷりつかった。(ぼくの周囲では『パチ○チ』等が幅を利かせていたから)


先日、友人と話した際に「日本の音楽雑誌はいいことばっかでつまらない」とかサブカルとか漫画とか、そんな話をしていた。
たしかにそうなんだ。ホント、そうなんだ。


でも、やっぱりこの人が表紙だと読んでしまう。



甲本ヒロト。


現在はハイロウズ。
昔、ブルーハーツ。


中学生のぼくは、キャンプ教室のときに、雨の降る外にテントから追い出された。
給食の時間も、掃除の時間も大嫌いだった。
どっちもぼくひとりでやらなきゃいけなかったから。
机に座って、ひとりでノートに絵を描くだけだったから、昼休みの30分は苦痛だった。
学校より塾のほうが楽しかった。

なんで勉強せなならんのだろうとか、
どうしてぼくは転校しちまったんだろう、って考えた。

で、やっぱりブルーハーツにかぶれてしまった。

テレビで「夕暮れ」を歌っていたから、解散前だったと思う。
でも彼らのファーストアルバムを聴いたとき、ぼくは少し安堵した。
ぼくみたいなのでも、いいんだって思った。


そんな事を考えるぼくは、中学二年生だった。
だから中二病まっただ中だったんだと思う。


それでもようやく、ライブで何回か本物のヒロトを見た。
ハイロウズのライブは過激で、観客同士がもみくちゃになって、
うしろの奴に殴られた。
でも最前列での痛みは、それはそれは、サイコーだった。

そのヒロトが、この雑誌のインタビューでこう言った。




俺、42歳だもん。





ヒロトが大人のひとたちに宣戦布告したのは、
ちょうど今のぼくと同じ歳だ。


ぼくは記事を読んで何だか、ひどく疲れた。
記事の質をどうこういうつもりはない。
ぼくの気持ちだけなんだ。



いいじゃないか。別にヒロトが歳を食ったって。
人間なんだから。
当たり前じゃないか。


それより、本当にぼくが感じているのは…

問題は、ぼくは多分、

ヒロトと同じ気持ちにはならない26歳になってしまった事だ。


ぼくはヒロトじゃないし、仕方ないと思うけど。



ぼくの「最後の価値観」はロックじゃなかっただけなんだから。
もしかしたらまだ、それを掴んでいないのかもしれないだけなんだから。


いいじゃないか。



雑誌のなかで笑うヒロトは、おっさんになっていたけれど、
やっぱり革ジャンの似合う、ロックな男前だった。

続きをどうぞ


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